暮らし・実用

夏に着る訪問着 振袖でお洒落

以前、友達の結婚披露宴で訪問着を着た人を見かけました。
普通、披露宴っていうと、皆ワンピースですよね。
少しでも皆と違う風に見せようとして、ネックレスやアクセサリーに凝ったりストールを付けたりして頑張りますが、やっぱり他の人と「かぶってる」感はぬぐえません。
その中で、着物を着たその人はとても目立っていました。
年も多分同じくらいで、20代なんですよ。
でも、見事に訪問着を着こなしていました。
着物が似合う女の人って、とっても魅力的ですよね。
女から見てもそうなんだから、男の人はもっと好きなんだろうなぁ。
ただ、着物って暑い!!夏はまず、訪問着を披露宴に着ていくような無茶はしないけど、秋口に入ったらゼヒ着物にチャレンジしたいところ。
でも、秋と言えど暑いです。訪問着の中は、汗だくとかになりそうでコワイです。
汗臭いのもいかがなものかと・・・。
そこで、オススメなのが夏用の訪問着。
夏の着物と冬の着物の違うところは、素材の薄さ。
冬は通常2枚仕立てになっていて、裏地が付いていますが、夏は単衣と呼ばれる1枚仕立て。糸も細い糸を使うので通気性が抜群です。
よって、まず夏の訪問着は、軽さと涼しさが違います。
いくら夏用の着物と言えど、柄は秋の草花をあしらったものが多く揃っていますのでまさにこれからの季節にピッタリです。
とは言っても、長時間着るとさすがに汗を掻いてしまうでしょう。
市販の汗脇パットなどで、着物を守るのもいいでしょう。
万が一、大事な訪問着に汗染みがついてしまった時は、むやみにこすらず乾いたタオルを着物の下にあてて、上から水で絞ったタオルで叩いて応急処置をします。
それでも取れなければ、プロに任せたほうが良さそうです。
大事な高価な訪問着であれば、クリーニング屋さんよりも、着物の専門店にて染み抜きを頼んだほうが間違いないと思います。