20~30年前には、お見合いが結婚に結びつく出会いとして最も多かったんですが、その制度がほぼ、なくなってしまいました。
ここ10年ほどは、お見合い結婚が10分の1以下にまで落ちています。
お見合いを仲介してくれる人がいなくなったことが、その理由です。
他人に干渉される事を嫌がる人が増えて、人間関係も難しくなったせいで、誰も、わざわざ結婚のお世話までしようなんて、思わなくなったんですね。
もう1つは、職場結婚が減ったこと。
職場・仕事関係での結婚も、1970年代に比べて半分になっています。
女性の結婚観が、社会進出・地位向上などで変化し、また、経済的自立もできるようになった女性が増加したことも、未婚化に拍車をかけています。
俗に言う「仕事は結婚までの腰掛け」とか「寿退社」という意識がなくなったんですね。
20年ほど前、私が結婚するとき、上司に言われた言葉。
「おめでとう!で、いつ辞めるんや?」ビックリしました。
結婚=退社なの? そんな意思はなかったし、辞めないといけないなんて考えた事もない!これぞ、ジャネレーション・ギャップです。
面倒見のいい上司が、縁結び役を果たすこともなくなり、誰もかれも、自分の仕事だけで精一杯になって、一方、不況のため社内のレクレーションやイベント事も減った結果、職場が出会いの場として機能しなくなっちゃったんですね。
まあ、出会いの場が増えただけで、皆が結婚できるとは限りませんが。
日本固有のお見合い結婚が廃れ、強力な結婚サポーターである仲人がいなくなった現代は、紹介を当てにせず、自力で恋人を見つけて、交際を進めて婚約に結び付けなければならないんです。
そのためには、交際力・会話力・相手を尊重するといった、恋愛するための力を身につける事が必須条件になってきます。
この「恋愛力」をマスターできない人は、誰かからの紹介を当てにせず自力で恋人を見つけ、結婚にこぎつけることはできないと思われます。
特に、男性のあなた!ここはガンバらなくちゃいけませんよ~!今後は、経済産業省が先頭に立って、未婚化の抑止・少子化対策として結婚相手紹介サービス業の支援をしていくようです。
真面目な結婚相手紹介サービス業の普及はこういう制度を利用する事が一般化していき、抵抗がなくなると、、恋人を紹介してもらうという出会いのために利用した結果、結婚に至るプロセスがスムーズになるメリットを生かせますね。
現在の、ネット上に星の数ほどもある出会い系サイトで、怖い目にあったり、出会いに結びつかなかったりというケースは次第に減っていくのではないでしょうか。
真面目な出会いのための必須条件とは、
・相手の身元が確かで、しっかり保証されている。
・相手も真面目に結婚を考えており、真剣に結婚相手を探している。
・相手のプロフィールや経歴がはっきりわかっている。
・第三者を介して相手の情報を充分に得ている。
・自分の結婚相手に対する希望条件を満たしている。
以上のような条件が、キチンとした紹介サービスで提供されれば、安心して、出会いを求める事ができますね。
恋人になる人との真面目な出会い、交際、結婚を真剣に考えるのであれば、賢く、出会い紹介の方法を選択しましょう。