気軽に乗れて、近所を走るにもちょっとした遠出にも便利な原付バイクです。
原付バイクに乗るためには教習所に通う必要はありませんが、試験問題対策と原付免許の取り方をレクチャーします。
原付バイクは、自転車よりラクに遠出もできるので、確かにとっても便利ですよ。
でも、誤解のないよう、原付バイクといってもしっかり講習を受けて安全運転をしましょう。
原付バイクは、原付とも呼ばれていますが、正式名称は、「原動機付自転車」といいます。
原付バイクを運転するには免許が必要
50ccまでの小型バイクを指し、いわゆる原付・原チャリと呼ばれることも多いです。
自動車の仲間ではなく、自転車の仲間になるんです。
原付バイクは自転車の仲間とはいっても、運転するには免許が必要です。
原付バイク免許試験場で学科の試験に合格し、試験場・または指定自動車教習所にて、原付講習を受けることで、原付免許が交付されます。
「原動機付自転車」は、自動車ではなくあくまで自転車であるので、交通規則を守らなければいけません。
・時速30km以下 で走行する
・二段階右折を守る
・高速道路走行および二人乗りは禁止
などなど、原付バイクの運転走行には厳しい決まりがあります。
ですが、自動車とは違って、原付免許は、自動車教習所に通って何時間もの教習を受ける必要はありません。
学科試験と原付講習(3時間ほど)だけなので、気軽に免許が取れます。
免許の更新などで運転免許試験場・免許センターなどを訪れた人は知っていると思いますが、平日・休日関係なく、いつでもものすごい混雑です。
どの地域でも免許試験場・免許センターは混み合うところが多く、原付講習をなかなか行っていないのが現状です。
地域によっては、「学科試験に合格した中から先着順で何名まで」というように、決まった人数しか受け付けてもらえないこともあります。
原付免許には、学科試験の合格と原付講習の修了が不可欠なのですが、原付講習が受けられないんじゃ、いつ免許が取れるのかわからないという方は、事前に講習を受けておくことをおすすめします。
原付講習は各地の指定自動車教習所で受け付けているので、運転免許試験場が遠い場合はかえって便利です。
原付講習を受けると修了証が交付されますが、この有効期限は1年間です。
有効期限内に、これを持って都合のいいときに学科試験を受けに行けば交付してもらえます。
先に原付講習を受講しておけば、余裕を持って学科試験を受けることができるということです。