9,980円のSIMフリースマホ、イオシスから登場
大手メーカーとは違い、独自路線を築いているIOSYS(イオシス)は、なかなかイケてる。
このたび、オリジナルのAndroidスマートフォン「IODESU」を発売した。
携帯大手が安売り合戦を繰り広げているが、今回、9,980円のSIMフリースマホで勝負を挑んできた形だ。
OSはAndorid 4.2でCPUは1GHzのデュアルコア、メモリ512MB、ストレージ4GB、MicroSDHCカードスロットを搭載。
ディスプレイは3.5インチ(320×480)とロースペックなエントリーモデル。
このモデルの最大の売りが、デュアルSIMスロットを搭載、WCDMA 3G (HSDPA/HSUPA) & GSMに両対応していることだ。
なんと、これでSIMフリーというから驚きだ。
テザリングに対応しており、PLAYストアも利用できるため、「使うシチュエーションは限定しているから、とにかく安いのがいい」というユーザーは買いだといっていい。
スマホに求める最低限の機能があればいいという方は一番のおすすめだといえる。
価格が1万円んを切って、9,980円という価格はかなり魅力的だ。
元々通信コストなんて、定かではない
自由競争になった時点で、新規参入の中小メーカーも、同じ土俵で戦えることになったことで、この戦いはますます面白くなりそうである。
イオシスのオンラインショップをはじめ、店頭でも購入できる。
モバイルルーター代わりに、格安SIMで利用の場は拡大するはずだ。
レンタルスマホを借りるくらいなら、自分専用の限定スマホとして十分だ。
「格安SIM」て何?
という方に、ちょっとだけ解説しておこう。
SIMとは、「格安データ通信」のことで、「月額1,000円以下で利用できる」データ通信SIMのこと。
最近の格安SIMでは、月1GB前後のLTEが標準サービスとして提供されている。
追加料金なしで一定量のLTEを毎月使うことができまるのがメリットだ。
LTEを使い切った後は低速通信となるが、メールやLINEの送受信、twitterやパズドラなどのスマホアプリは問題なく利用できる。
使い方を限定すれば、9,980円のSIMフリースマホ+月額1,000円は、魅力的だ。
今後も、SIMフリースマホ市場を注目していきたい。