IT

キリル文字をキーボードで変換する方法

キリル文字をATOKで入力する方法がある。

キリル文字とは、А Б В Г Д а б в г д などで、ATOK16で「ロシア」でも「キリル」でも「きごう」でも出てこない。

「ろしあ」の読みでキリル文字に変換するのは、「ATOK記号辞書」を使えば変換ができるようになっている。

「記号辞書」は、「辞書セット4」に設定されている「アクセサリ辞書セット」に登録されているので、「ろしあ」や、「きりる」とうって、F4キーで変換するとアクセサリ辞書セットで変換されて、キリル文字の変換候補が現れる。

このように、ATOKの設定を変えることにより、スペースキーで変換も可能だ。

この場合は、ATOKがオンの状態で「ctrl + F12」を押して、「プロパティ」を表示。

表示されるダイアログの「辞書・学習」のシートで、「標準辞書セット」のところに赤の辞書のマークがあることを確認。

「辞書の追加・削除」を押し、新たに表示されるダイアログで、「記号辞書」を追加する。

また、キリル文字を多用されるようであれば、「文字パレット」の「記号・よく使う文字」のシートの「ロシア文字」を出しておけば便利に使える。

キリル文字のキーボードから入力する方法

MSWord「記号と特殊文字」の機能ではキリル文字が登録されている。

しかし、入力の度にその機能を呼び出して入力していては手間が大変で、さらにWord以外で入力する場合はさらに面倒。

そこで、入力言語を追加してキーボードから入力できるようにする方法がある。

1.言語バー右クリック・・・設定→「テキストサービスと入力言語」と進む。

これは、[JP][EN][RU]で切り替えられる。。

2.スクリーンキーボードを使う場合

スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>ユーザー補助から
「スクリーンキーボード」を右クリック>送る>デスクトップ にショートカットを作成。

デスクトップに出来たショートカットのアイコンをドラッグして「クイック起動」に入れておくと使いやすい。

文書作成中、随時アクティブにし、言語バー[RU]で、必要な字をクリックすれば、入力ができる。

3.Google翻訳で元の言語にロシア語を選ぶ

Google翻訳で元の言語にロシア語を選び、入力フィールドからロシア語ソフトキーボードを起動する方法もある。

設定が難しい場合は、こちらのツールで一括変換できる。

ローマ字キリル文字変換

初心者向けのソフトキーボードなら、ロシア語のソフトキーボード「Typeit」が便利だ。