粉ミルクの作り方

粉ミルクの作り方と飲ませ方 作るときのの温度に注意!

粉ミルク缶に書かれている作り方や調乳ポットでは、5~60度程度のぬるま湯で作るようになっていたりしますが、実はその温度では安全とはいえないんです。

粉ミルクに含まれる菌のことって考えたことはありませんか?

調べてみたところ、粉ミルクにはエンテロバクター・サカザキなどといった細菌が国産の調整粉乳にも含まれているそうです。

その細菌は70度以上のお湯で不活化するため、粉ミルクは熱湯で溶かすことが理想です。

実際に新生児の時期や低体重児など、死亡する例も海外で起きていてリスクが高いです。

これを踏まえた上で、今回の調乳方法をご紹介します。

粉ミルクを自宅で作る場合に用意するもの

・哺乳瓶は、広口ボトルが作りやすくてオススメです。

・赤ちゃんのミルク作りに適した水

 水道水はあまりおすすめできません。

 できれば水道水は避けたいですが、使う際は必ず前もって沸騰させて冷ましておいてください。

 一番いいのは、赤ちゃんにやさしい宅配水、ウォーターサーバがおすすめです。

 ・マグカップ 電子レンジ対応の容器ならどんなものでも大丈夫です。

 ・電子レンジは 600W程度が最適です。

 電子レンジを使うことで光熱費も安く、早くて簡単に作れます。

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粉ミルクの作り方・溶かし方

1.消毒した哺乳ビンに、煮沸後、70度以上のお湯をできあがり量の2/3ほど入れます。

2.添付の計量スプーンで必要量のミルクをすりきって入れます。

3.火傷に注意して、哺乳ビンを軽く振って溶かします。

4.できあがり量まで、お湯を加えます。

5.乳首をつけて、火傷に注意しながら更によく溶かします。
 
6.授乳する前に手首に2-3滴落として体温くらいの温度かどうか必ず確かめてください。

※ 赤ちゃんの健康のためにも溶かし方をよく守ってください。

ご注意

調乳の前には 必ず手を洗いましょう

必ず本品に添付の 専用スプーンをお使いください。

スプーン1杯は できあがり量20mlです。

ミルクは感染防御機能が未熟な赤ちゃんが飲むため、調乳時の細菌の混入防止のためにも、取り扱いに充分注意しながら、必ず70度以上のお湯をご使用ください。

火傷などの危険性がありますので、熱湯や哺乳ビンの取り扱いには十分注意して、調乳してください。

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粉ミルクの飲ませ方

● 授乳量の目安は、粉ミルクの入っている缶のフタの表を見て確かめてください。

  授乳量は赤ちゃん(男女)の平均体重と日本人の食事摂取基準から算出されています。、
  ミルクを飲む量は離乳食の摂取量や赤ちゃんによる個人差がありますので、必要に応じて加減してください。

● 医師や栄養士など専門家の指示がない限り、ミルクを濃くしたり、薄くしたりしないでください。

● 1回分ずつ調乳し、飲み残しは与えないでその都度捨ててください。

  また、調乳したミルクは作ってから2時間以内に飲ませてください。

● 充分に冷ましていないミルクを与えると赤ちゃんが火傷をする原因となります。
 
  必ず体温くらいに冷まして、温度を確かめてから飲ませてあげてください。
  哺乳ビンの外側は冷めていても内側のミルクが熱い場合もありますので、必ず温度を確認してください。

●電子レンジでの再加熱はしないでください。

※赤ちゃんの体質や健康状態によっては、医師、薬剤師、助産師、保健師、看護師、管理栄養士、栄養士にご相談ください。

粉ミルクの保管について

●開缶後は特に湿気や虫がはいらないようにフタをしっかり閉め、乾燥した涼しい場所に保管し、
  1ヶ月以内に使い切るようにしてください。

●乾燥した涼しい場所に保管してください。
 粉が湿気を帯びたりしますので冷蔵庫や冷凍庫には保管しないでください。

●添付のスプーンは缶の中には入れないで、別の場所に衛生的に保管してください。